日本では幸帽児(こうぼうじ)と呼ばれ、幸運の象徴と考えられている“被膜児”がブラジルの病院で誕生した。被膜児とは卵膜と羊水に包まれたまま誕生する赤ちゃんのことで、取り上げた医師らは驚きの声をあげたという。『The Mirror』などが伝えた。
ブラジル北部パラー州バルカレナにある公立病院「Hospital Materno-Infantil de Barcarena Dra. Anna Turan」で11月22日、ビアトリス・アゼヴェードさん(Beatriz Azeved、25)が帝王切開で双子姉妹を出産した。
最初に誕生したのはエロイーズちゃん(Eloise)で、その2分後の午後10時10分、医師は妹のジュリアちゃんを取り上げた。
「ジュリアが出てくるとその場にいた医師らみんなが急に騒がしくなり、『おおお!』という驚きの声があがりました」と当時を振り返るビアトリスさん。実はジュリアちゃん、8万分の1で発生するという“被膜児”で、卵膜と羊水に包まれたままで誕生、腹部から顔を出す様子は父マルコス・セナさん(Marcos Sena、25)がカメラで捉えていた。
当時の写真を見ると、