オーストラリア在住の男性が散歩中、木の下に落ちていた小さな白い毛玉を見つけた。フワフワのその毛玉が気になった男性は、近づいてみると目と口ばしがあり、足も生えた鳥のヒナであることが判明した。まるでアニメキャラクターのような可愛らしい姿のこのヒナは、保護した団体によると“オーストラリアガマグチヨタカ”と呼ばれる鳥だったという。『The Dodo』などが伝えた。
白い毛玉を見つけたのは豪ビクトリア州ブライトン在住の男性で、散歩をしていたところ通りかかった木の下に真っ白でフワフワの毛玉が落ちているのを発見した。その毛玉のことが気になった男性が近づいてよく見てみると足が生えており、さらには目や口ばしも付いていたのだ。
どうやらこの白い毛玉は鳥のヒナで、木の上にあった巣から落ちてしまったようだった。男性は近くに鳥の巣がないか、親鳥がいないかと探し回ってみたが見つからなかったので、同地域にあるボノロン・ワイルドライフ自然保護区(Bonorong Wildlife Sanctuary)に連絡し保護を依頼した。
同保護区により保護され“ポッド(Pod)”と名付けられたこのヒナは、オーストラリアガマグチヨタカ(Tawny Frogmouth)のヒナであると判明した。オーストラリアガマグチヨタカはオーストラリアやタスマニアに生息する鳥で、