ドウェインは過去に自分が犯した罪を告白し始めた。そして店員がチョコレートバーを数え始めると、ドウェインは店内で並んでいた客に呼びかけて彼らの分も支払うとオファーしたのである。
その後、およそ300ドル(約41,500円)近い合計額を支払うと、購入したすべてのチョコレートバーを他の客に配るようにと店員に伝えていた。
投稿には「俺を何年も苦しめてきたチョコレートの悪夢を、ついに追い払った」と記したドウェイン。当時、店には同じ店員がいたものの、彼が行くと顔を背けて捕まえることはなかったそうだ。
かつて同店舗に1年近く通い続けたというドウェインは「長年にわたり、いくつかの大きな悪事を行ってきた(まだ少し残っているが)」と罪を背負ってきたことを明かし、こう続けた。
「これがとても愚かに見えるのは分かってる。しかし俺はハワイに戻るたび、セブン-イレブンの前を通ると、そこにあるスニッカーズを片っ端から片付ける必要があると思っていた。」
そして「俺達は、過去や自分がしてきた愚かなことを変えることはできない。しかし、たまにはその状況に小さな救いのメモを加えることができる。それにより、見知らぬ人達を大きく微笑ませることができるかもしれない」と加えた。
そんなドウェインの姿を見たフォロワーからは「なんて素晴らしい行い!」「素敵な心の持ち主ね」「今日見た中で、最高の投稿だ!」と称賛のコメントが届いた。
その一方で「これは間違っていると思うのは僕だけか? スニッカーズバーを盗んだのなら、もっと買うのではなく、商品の代金を渡せばいいのでは?」「100本のチョコレートバーを買っても、過去にくすねた分の代金をそのままにしちゃダメだ」といった声も見受けられた。
画像は『Dwayne Johnson 2022年11月28日付Instagram「Had to “right the wrong” back home in Hawaii after all these years」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)