今から2年前、生後9か月だった女児のオムツが真っ赤に染まっていることに気付いた母親は驚き、慌てて病院に飛び込んだ。その後の検査で女児は稀な病気であることが判明、母親は意外な診断にショックを隠し切れなかったという。『New York Post』などが伝えている。
豪シドニーに住む3児の母サラ・リーガンさん(Sarah Regan、38)は2020年、当時生後9か月だった娘バーディちゃん(Birdie、2)のオムツを変えようとして、中が血で真っ赤に染まっていることに気付いた。
驚いたサラさんは「もしかしたら腎臓の感染症に罹っているのでは?」と救急治療室へと直行、医師は小さなバーディちゃんに超音波検査、ホルモン検査、骨成熟度を調べるための手首のレントゲン検査を行った。
その結果、バーディちゃんは骨の成長が通常よりも18か月ほど早いこと、オムツを真っ赤に染めた赤い血は初潮だったことが判明、「思春期早発症」という診断を下された。
サラさんは当時のことを「そんな病名はそれまで聞いたこともなく、まだ歩くことも話すこともできない娘が初潮を迎えるなんて…とショックを受け、何をどう考えていいのか途方に暮れました」と振り返る。
思春期早発症とは、性ホルモンが早期に分泌され、通常よりも早く思春期が始まってしまう病気で、現在2歳のバーディちゃんはまだ乳房が膨らんだり、陰毛が生えたりはしていないものの、サラさんは「今の段階では、娘に生理痛や気分のムラといった他の症状があるのか…そんなことを見極めることさえ難しいのです」と明かし、