エクアドル南西部グアヤキルで、「飼い主に会いたい！」と市内を走るバスの乗り方をマスターした1頭のオス犬“デンバー（Denver）”が話題となっている。デンバーはあることがきっかけで、飼い主が経営する店の位置を把握、頻繁に店にやってくるようになったという。『The Dodo』などが伝えた。

エクアドル最大の都市グアヤキルでペット用品店を経営しているグラディス・シグラさん（Gladys Shigla）は昨年、オス犬“デンバー”を自宅に迎え入れた。

デンバーは最初の頃は臆病だったものの、慣れてくると少しずつ自宅周辺を探索するようになり、今から1か月以上前のある日のこと、思い切った行動に出たという。

実はデンバー、グラディスさんの近所に住む女性が2匹の犬を連れてバス停に歩いていくのを見つけると後を追い、一緒にバスに乗り込んで女性の隣に座った。そしてしばらくすると、バスはグラディスさんのペット用品店の前を通過、親切な女性はわざわざ途中下車してデンバーを店まで送り届けたのだった。

そして10月18日、デンバーはさらなる冒険に挑戦する。なんと前回利用したバス停からバスに自分だけで乗車し、