ダイエットを成功させるにはそれなりの決意が必要だが、アメリカのある女性は肥満が原因で妊娠中にお腹にいる息子の命が危なかったという。身が凍るような思いをした女性だが、それが彼女にとって減量を成功させる大きなきっかけとなった。『New York Post』などが伝えている。
米ミズーリ州カンザスシティに住むカーラ・ベックさん(Kara Beck、28)は220ポンド(約99.8キロ)の減量に成功し、彼女のストーリーを米メディア『New York Post』が紹介したところ、多くの関心を集めることとなった。5歳の頃から肥満気味だったカーラさんは、8歳を迎えた頃からダイエットに励んでは挫折し、リバウンドをするという繰り返しだった。
なかなか痩せることができず、失望したカーラさんは不健康な食習慣が当たり前の生活になってしまい、一日に3500キロカロリーもの食事を摂り体重が368ポンド(約167キロ)に達してしまった。当時は洋服のサイズも30号(米国サイズ)でなければ着用できなかったという。
そんなカーラさんは19歳の時に現在の夫と出会い、23歳で子供を産もうと決めたようだ。そして安全に出産するためにも妊娠する前に減量しようと思っていたが、その前に妊娠が発覚したという。その後、妊娠7か月目の時に夫と一緒に遠出のドライブに出かけたが、