海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】笑顔で中学校のアルバムに載った犬 生徒たちを癒す“ファシリティドッグ”として大活躍(米)<動画あり>

「メグはとても社交的で、ファシリティドッグとしての能力も持ち合わせていたのです。サークル・テイルが『メグはもっと多くの人と触れ合う必要がある』と判断し、メグのファシリティドッグとしてのキャリアが始まったのです」と語っている。

メグの学校での活躍ぶりを捉えた動画には、お気に入りのぬいぐるみをくわえて教室で生徒ら1人1人に挨拶をするメグの様子が映っており、生徒たちは笑顔でメグを撫でている。廊下ですれ違う生徒や他の教師にも尻尾を振りながら愛嬌を振りまいており、学校中の人々を癒している様子がよく分かる。

ケリーさんは「メグは毎朝グレード7のクラスの廊下を行ったり来たりして先生たちにも挨拶をし、その時に『おはよう』と言うかのように小さく鼻を鳴らすのです。でもこれは調べてみると、ゴールデン・レトリバーの鳴き声だったんです。それを“ゴールデン・グロウル(golden growl)”と呼んでいます。メグは毎朝、先生たちに会って喜んでいるときだけこの鳴き声を出すんですよ」とメグの変わった習慣について明かした。

生徒や教師と同じように写真撮影したメグ(画像は『Meg- Goshen’s Facility Dog! 2022年9月2日付Instagram「It was picture day for the yearbook this week!」』のスクリーンショット)

なおゴーシェン中学校の生徒たちはQRコードをスキャンしてメグに会いたい時にリクエストを出し、メグを撫でてハグをすることができる。基本的にはケリーさんがいつも一緒だが、ケリーさんが授業をしている時は同じくメグのハンドラーであるジェン・フィリップスさん(Jen Phillips)が代わりにメグを連れて行くそうだ。またメグの仕事には特別支援学級の生徒と触れ合うことも含まれており、生徒たちの社会的スキルを築き心理的に支えるために一役買っている。

ファシリティドッグとして教室で生徒たちを癒すメグ(画像は『Meg- Goshen’s Facility Dog! 2022年5月5日付Instagram「I’m the only one allowed to sleep at school lol!」』のスクリーンショット)

同地区の教育長であるダレル・エドワーズさん(Darrell Edwards)は「全ては生徒たち全員をケアし、彼らにとって素晴らしい学習環境を作ろうとすることから始まります。現代の子どもたちの多くは、学問を学ぶ上でちょっとしたサポートやケアを必要としています。メグはこうした課題に取り組むチーム全体をサポートしてくれているのです」とメグの重要な役割について触れた。メグのこれまでの活躍は多数の支持を受けており、同じ学区内の別の学校に3頭目のファシリティドッグを配備する計画もあるそうだ。

画像は『Meg- Goshen’s Facility Dog! 2022年9月26日付Instagram「Results are in!!!」、2022年9月2日付Instagram「It was picture day for the yearbook this week!」、2022年9月5日付Instagram「I’m the only one allowed to sleep at school lol!」、2022年10月2日付Instagram「It was pajama day at school!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

専用のベッドも学校に用意(画像は『Meg- Goshen’s Facility Dog! 2022年10月2日付Instagram「It was pajama day at school!」』のスクリーンショット)

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