お気に入りの人形やおもちゃと常に一緒に過ごす子がいるが、このほどまるでホラー映画に出てきそうな恐ろしい見た目をした人形を気に入ってしまった3歳女児が話題を呼んでいる。両親は娘の奇妙な趣味に首をかしげていたが、「どんな姿でも愛するべきという良い教訓になった」と娘の考えを受け入れ始めたという。『New York Post』などが伝えた。
米フロリダ州グローブランド在住のブライアー・ローズちゃん(Briar Rose、3)は8月22日、母親のブリタニー・ビアードさん(Brittany Beard、33)とともにコスプレ衣装を扱う店「Spirit Halloween」を訪れた。店内で様々な衣装を見ていると、ブライアーちゃんが1つの人形を手にして「これが欲しい!」と訴えた。
ブライアーちゃんが欲しいと駄々をこねていたのは赤ちゃんの人形だったが、漆黒の目を持ち、頭の先からつま先まで肌がひび割れたホラー映画に出てきそうな恐ろしい形相をしていた。ブリタニーさんは「今まで見たこともないような不気味な赤ちゃん人形でした。ブライアーは人形に“クロエ(Chloe)”と名前を付け『私はこの子のママで、この子にも私が必要なの!』と言っており、私はその人形に“不気味なクロエ(Creepy Chloe)”とあだ名を付けました。絶対に眠っている間に私の魂を吸っていますよ」とブライアーちゃんが気に入ってしまった怖すぎる人形について話す。
そして3日後の8月25日、ブリタニーさんは同州オーランドのディズニーワールド内にあるテーマパーク「マジック・キングダム(Magic Kingdom)」を訪れた。もちろんブライアーちゃんは買ってもらったばかりのクロエを連れてきており、クロエはプリンセスのようなキレイな青いドレスで着飾られていた。「ブライアーは不気味なクロエにもディズニーの魔法が必要だと思ったようですね」とブリタニーさんは苦笑いだった。
ブライアーちゃんの目にはクロエが可愛く見えているのかもしれないが、ブリタニーさんはとても同じ目でクロエを見ることができなかった。しかしクロエの見た目を利用し、