群衆の中にいた女性がペンを差し出し「念のためにどうぞ」と言って手渡したのである。
すると国王は、受け取ったペンをじっくりと見下ろしながら大笑いした。手前に立っていた女性は大きな拍手を送るなど、周囲の人々も大変喜んでいる様子だった。
8日に母エリザベス女王が崩御して以来、チャールズ国王は公式行事や追悼儀式のほか、スコットランドや北アイルランドを訪問するなど喪中にもかかわらず多忙な日々を過ごしてきた。
その国王が、ファンからの冗談めいたプレゼントを笑いながら受け取ったことに対し、SNSでは称賛のコメントが相次いだ。
「完全に英国らしいユーモアで、チャールズ3世のリアクションは素晴らしい。彼は明らかに素晴らしいユーモアのセンスの持ち主だ。これからの治世でそのセンスが必ず必要とされるだろう。」
「よくやった! 意図したユーモアを上手に受け止めているね。」
「激動の1週間を乗り越えて、国王がこのような軽快なひと時を楽しんでくれたことが嬉しいよ。陛下、お体を大切に。」
「素晴らしい。最高のブリティッシュ・ユーモアだよ。チャールズも、明らかに喜んでいるようだね。」
Britain's King Charles is handed a pen 'just in case' by Cardiff residents during his visit to Wales. Earlier in the week, the new monarch vented his frustration at a leaky pen while signing a visitors' book at Hillsborough Castle in Northern Ireland https://t.co/wxtRF8m1yy pic.twitter.com/pL09sdBxI0
— Reuters (@Reuters) September 17, 2022
画像は『The Prince and Princess of Wales 2020年11月14日付Instagram「Wishing a very Happy Birthday to His Royal Highness The Prince of Wales!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)