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writer : ac

【海外発!Breaking News】「上あごに腫瘍」と診断された男児、別の病院で“蓮の実の殻”と判明し両親憤慨(中国)

先月末、中国の大病院を訪れた生後11か月の男児は、ベテラン医師に「上あごに腫瘍があり手術が必要」と診断された。しかしその後、別の病院で腫瘍はただの“蓮の実の殻”であったことが判明、あまりにも初歩的な誤診に両親が怒りの声をあげている。『South China Morning Post』などが伝えた。

中国に住むチェンさん(Chen)一家は先月末、生後11か月の男児の上あごに茶色い塊があることに気付き、湖南省長沙市の湖南省児童医院を訪れた。すると市内の中南大学湘雅医院の口腔外科専門医を紹介され、一般医の10倍にあたる約6200円(302元)を支払い予約を入れた。

男児を診察したのはベテランのジェン・シンチュン医師(翦新春)で、両親は「上あごの塊は先天性の腫瘍で、生検と全身麻酔での手術が必要だ。費用は約61万7000円(3万元)になる」と告げられた。

ところが病床には空きがなかったことから、両親は「手術をできるだけ早く受けさせたい」と同じ市内の湖南省人民医院に息子を連れて行き、腫瘍の様子を診てもらうことにした。

そして診察を受けると、信じられないような事実が明らかになった。

男児の父親は当時のことを「医師は息子の口の中を何度もチェックし、綿棒で上あごの塊を触っていました。するとその時です。その塊が突然ポロリと落ちたのです」と振り返る。

実はシンチュン医師が“腫瘍”と診断した茶色の塊は、

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