「あの頃のつけが今、回ってきたの。肌を焼くのを止めた時にはすでに、私の皮膚は相当のダメージを受けていたのよ」と肩を落とす。
なおメラノーマの治療は、取り残しがないように周りの正常な組織も含めて広めに切除する必要があるそうで、メアリーさんは先月21日に地元のUTサウスウェスタン・メディカル・センターで行われた手術について次のように語った。
「手術は局所麻酔で、医師が頭皮を切り取っているのが分かったわ。かなり深くまで切除したようで、アシスタントが『患者の頭蓋骨をこんな形で見たのは初めて』と言うのが聞こえてきてゾッとしたの。」
「それに一度頭皮を切除した後、4時間も待たされてね。それで取り残しが見つかり、さらに広範囲の組織が切り取られたわ。」
ちなみにメアリーさんのメラノーマは4.2センチ×2.6センチだったそうで、実際には患部から4.5センチ×3.1センチが切除され、頭頂には大きく穴が開いたという。
ただ穴を塞ぐために使われた医療用ホチキス13個はすでに取り外され髪の毛が生え始めており、メアリーさんは「医師には『その部分がハゲてしまう可能性もある』と言われたけど、今のところは順調に回復しているわ」と笑顔を浮かべ、最後にこのように述べた。
「私は子供たちに『日焼け止めを塗りなさい』とか『長袖を着なさい』と口を酸っぱくして言っていたの。今回の手術で子供たちは日焼けにより注意するようになったし、肌を焼かないことの大切さに気付いたようよ。」
「どうしても小麦色の肌にしたい人には、より安全なセルフタンニングを利用することを勧めるわ。がんが転移していなかった私はラッキーだったけど、日焼けベッドや紫外線で命の危険に晒されることがあることをみんなに知って欲しい。そしてより多くの人が自分の肌に注意を払ってくれることを願っているわ。」
画像は『The Sun 2022年8月12日付「GRIM WARNING I’m sharing grisly photos of giant hole in my scalp to urge you not to make my mistake」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)