カナダの別荘地で7月21日、マリーナの建物がパワーショベルによって破壊された。犯人はこの建物の所有者に解雇された59歳の男で、常軌を逸した破壊行為に衝撃が広がっている。当時の動画とともに『Calgary Herald』などが伝えた。
オンタリオ州トロントの北に広がるマスコーカ地方は、美しい森や湖が広がる別荘地として知られ、夏になると裕福な別荘の所有者たちで賑わう。
そんなマスコーカ地方の静かな湖畔のマリーナで7月21日夜、2階建て建物が大型パワーショベルによって破壊された。
建物はロッソー湖とジョセフ湖の中間に位置し、ボートの係留、保管、燃料補給、修理などのサービスの提供を行う「プライド・マリーン・グループ(Pride Marine Group、以下PMG)」所有の施設で、この事件による怪我人はいなかった。
地元のブレイスブリッジ警察が通報を受けて駆けつけたのは午後9時過ぎで、PMGを解雇されたという59歳の男が逮捕された。
男による“怒りに満ちた”破壊行為は近所の住民が撮影しており、2階建ての建物の壁がまるでおもちゃのように壊されていく様子がTwitterで拡散した。
この事件を受け、