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映画『峠 最後のサムライ』(公開中)の公開後舞台挨拶が都内劇場で開催され、主演の役所広司(66)、共演の永山絢斗(33)、坂東龍汰(25)、そして小泉堯史監督(77)が出席した。物語の舞台となった新潟での撮影期間中に起こったプライベートでの出来事を永山や坂東が披露した。
同作は歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が“幕末の風雲児”越後長岡藩家老・河井継之助(かわいつぎのすけ)を描いた『峠』を、初めて映像化した作品だ。継之助を役所が演じ、永山、坂東の他に、松たか子、香川京子、田中泯、芳根京子、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢ら錚々たる俳優陣が顔を揃えた。
6月17日に公開し、現在もロングラン上映中の映画『峠 最後のサムライ』の舞台挨拶に登壇した役所広司、永山絢斗、坂東龍汰、小泉堯史監督。継之助役の役所は「絢斗君も坂東君も台本を読んでいた通りのキャラクター像。撮影中はピッタリの俳優さんがいるという気持ちでいました」と振り返った。永山は継之助に仕える従僕・松蔵を、坂東は継之助の盟友・小山良運(佐々木蔵之介)の息子・小山正太郎を演じた。撮影中に役所が永山に「セリフがなくていいなー」と羨んだところ、永山から「セリフがなくて(ここに)いるのも辛いんです」と返されたと役所が明かした。
役所について「本当に尊敬している役者さん」という永山は、