このほど足をケガしたフリをして車イスに乗り、空港のセキュリティ検査にできた長蛇の列をパスした男性の行動が物議を醸している。男性はTikTokアカウントでその一部始終を明かしており、悪びれる様子もなく笑顔を見せるその姿には「因果応報でいつか自分に返ってくるよ」などの声があがった。『Metro』などが伝えている。
イギリス在住のウルフ・ジェンキンスさん(Wolf Jenkins、28)は先日、旅行の帰りにトルコにあるミラスボドルム空港で飛行機に搭乗するためにセキュリティ検査へ向かった。早めに終わらせて搭乗時間までゆっくり過ごしたいと考えていたウルフさんは友人と共にセキュリティ検査の場所へ向かったのだが、そこには空港の外にまで続く大行列ができていた。
「少なくとも2時間は並ぶことになると思いましたね」とウルフさんは明かしており、予想外の行列に面食らっていた。だが2時間も並んでいたら搭乗時刻に間に合わないかもしれないと思ったウルフさんは、車イスに乗っている人が行列に並ばずに専用のレーンでセキュリティ検査を受けているのを目にしてある手段に出ることにした。
ウルフさんは一度空港の外に出ると、片足の靴と靴下を脱ぎ足を引きずるフリをしながら空港に戻った。するとその姿を見たスタッフに「介助が必要ですか?」と尋ねられ、ウルフさんは「タクシーに乗る前にホテルで足を捻ってしまったんです」と答えた。ウルフさんは搭乗手続きやセキュリティ検査を終えているか聞かれると、