チャールズ皇太子とカミラ夫人が、英バーミンガムで開幕した「コモンウェルスゲームズ」の開会式にエリザベス女王の代理で出席した。皇太子は昨年10月にバッキンガム宮殿でスタートした「クイーンズ・バトン・リレー(The Queen’s Baton Relay)」のバトンに封印し、英連邦国を旅した女王のメッセージを読み上げた。
現地時間28日、英連邦の国や地域のアスリートが参加して4年ごとに開催される総合スポーツ競技大会「コモンウェルスゲームズ」がバーミンガムで開幕した。エリザベス女王はコモンウェルス(英連邦)首長であり、コモンウェルスゲームズ連盟のパトロンも務めている。
昨年10月には本大会の開催に向けて、毎回行われる「クイーンズ・バトン・リレー」がバッキンガム宮殿でスタートした。
バトンには毎回恒例である女王からの特別なメッセージが封印され、294日をかけて英連邦の全72か国と地域をリレーしたあと最終地点であるバーミンガムに到着し、開会式で読み上げれられる。
女王は最近移動が困難なため、今年の大会への出席は断念したが、開会式の巨大なスクリーンには女王の即位70年にわたる映像が映し出された。
式典ではエリザベス女王の代理でチャールズ皇太子とカミラ夫人が壇上に上がり、皇太子がバトンに入った女王からのメッセージを読み上げた。
皇太子は手紙を持ち、