ブラジル、アクレ州のウォーターパークで今月2日、23歳の女性がジップラインのジャンプ台から転落し死亡した。ジャンプ台には穴が開いており、女性はジャンプ台に上がった直後に穴から落ちたという。悲劇的な事故を『The Mirror』などが伝えた。
事故が起きたのはアクレ州リオブランコのウォーターパーク「ピラセマ・パーク・クラブ(Piracema Park Club)」で、ヤスミリ・アラウーホさん(Yasmili Araujo、23)がジップラインのジャンプ台の穴から20メートル下に転落して死亡した。
目撃者は「ヤスミリさんはロープやハーネスなどの墜落制止用器具をつけずにはしごを登り、ジャンプ台の上でスタッフがハーネスを付けようとしたところ足を滑らせて転落した」「突然穴に落ち、姿が見えなくなった」などと話しており、警察が調査に乗り出している。
ヤスミリさんは体の複数個所を骨折していたそうで、現場に居合わせた消防隊員らに応急処置を受けたものの、病院に搬送される途中で心臓発作を起こし亡くなった。看護学校を卒業したばかりで、同パークには交際中の男性や友人と一緒に訪れていた。
消防司令補のエウリコ・フェルナンド氏(Eurico Fernando)によると、同パークはジップライン設置の許可を取っていなかっただけでなく、