このように明かした。
「この子をケージから出してさらっていく犯人の(子犬の)扱いを見ると、子犬が苦しんでいるのが明らかに分かります。」
「受け入れ先を見つけるために(カシューは)一日だけ公開されましたが、多くの人がこの子に会いに施設へとやってきました。」
その後、情報提供を求めるSNSが拡散され、集まった有力な情報をもとに警察は23日、カシューをクイーンズランド郊外のマンゴー・ヒルの一角で見つけて保護した。発見時、カシューは安全な場所にいたという。
「RSPCA」クイーンズランド州の広報を担当するエマ・ラグーンさん(Emma Lagoon)は、捜索に協力してくれた人々に感謝するとともに次のように述べている。
「カシューが保護されたことに本当に感激しています。カシューがRSPCAに戻れるよう心配してくれた警察と市民の方々には、いくら感謝してもしきれません。」
「トラウマになるほどの苦しい経験の後、カシューがやっと新しい家族のもとへ行けることを嬉しく思います。」
クイーンズランド州警察は3月25日の午後、ピエロに扮してカシュー盗難に関与したとみられるデセプション・ベイ在住の男(33)を発見。男は警察に任意同行し、レッドクリフ拘置所で“子犬の盗難に関連する建物侵入および不法侵入罪”で起訴された。
なお男は厳しい条件付きで一旦保釈され、4月6日にレッドクリフ治安判事裁判所に出頭する予定だという。
画像は『9News 2022年3月23日付「Puppy stolen from RSPCA by man in clown mask reunited with carers」(QPS)(Nine)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)