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アレック・ボールドウィン(64)が撮影現場で銃を誤射した前後の未公開映像が、現地保安官事務所によって公開された。カウボーイ姿のアレックが銃を構えたり、銃弾を受けた撮影監督が救急隊員から手当てを受ける様子など、生々しい場面を捉えたものだ。
アレック・ボールドウィンは昨年10月、自身が主演とプロデュースを務める西部劇映画『Rust』の撮影現場で小道具の銃を使用中に誤射した。これにより撮影監督のハリーナ・ハッチンスさんが死亡、映画監督のジョエル・ソウザさんが負傷した。
事件を捜査中のサンタフェ郡保安官事務所は現地時間4月25日、撮影現場で起きた銃誤射に関する全ファイルを公開した。これらは誤射前後の現場で撮影した複数のビデオや、アレックへの聞き取りの内容などが含まれている。
当日の撮影は、サンタフェのボナンザクリーク牧場にあるチャペルで行われていた。
動画の一つはカウボーイに扮したアレックが、誤射したとみられる銃を使ってリハーサルをしている様子だ。アレックは懐から素早く銃を取り出し、再びしまい込んでいる。
別の動画は誤射直後、チャペルに駆けつけた数人の救急隊員が床に倒れたハリーナさんの手当てをする場面だ。救急隊員は負傷したハリーナさんの傷口を圧迫して止血を試みているとみられ、別の救急隊員は酸素供給をする器具を用意しながらまだ息があるハリーナさんに「がんばれ」と声をかけ、