妊娠に気づかないまま出産を迎えた女性については何度か報じられているが、このほどオーストラリア在住の女性がシャワーを浴びている最中に男児を出産したという。定期的に生理が来ていたことから妊娠していることに全く気づかなかった女性は、妊娠後期にラグビーで怪我をしてレントゲン写真を撮ったこともあったそうだ。また出産1か月前に受けた妊娠検査では、陰性だったとも明かしている。『Metro』『The Daily Star』などが伝えた。
豪ニューサウスウェールズ州で暮らすディミティ・ボネットさん(Dimitty Bonnett、28)は2月26日、自分が妊娠していることを全く知らないまま第3子を出産した。
ディミティさんと夫ジェイソンさん(Jason、42)はこれまで、家族構成は4人がベストだと考えていた。夫妻にはネイト君(Nate、5)とダーシーちゃん(Darci、3)という2人の子供がいるため、3人目をもうける予定はなかったという。
ディミティさんは突然の出産に至った経緯をこう振り返った。
「妊娠には全く気づいていませんでした。私は体重が変動する方なので数キロ増えても何とも思いませんでしたし、定期的に生理もありました。1か月前には飛行機にも乗ったし、出産の6週間前にはラグビーで怪我をしてレントゲン写真を撮ったこともあったんですから。それに1か月ほど前、念のため妊娠検査を受けた時には陰性だったのです。」
「でも出産前日の夜、ちょっとおかしいな…と思って。胃の調子が悪かったので子供たちを早く寝かせてから私もすぐ寝ました。そして夜中の1時頃に気持ち悪くて目が覚めたんです。本当はトイレに行きたいのに痛くて行けないような感じでした。その後、痛みが強くなってきたのでシャワーを浴びて楽になろうと思ったんです。夫を起こしてはいけないと思い、電気をつけずに暗いままシャワーを浴びました。そうしたら急にいきみたくなってしまって…気づいたら赤ちゃんの頭を抱えていたんです。」
突然の出来事にショックと混乱で頭が真っ白になったというディミティさんだったが、