「Chemist Warehouse」の広報担当者は『7NEWS』に「今回の件を我々も認識しております。顧客の健康と安全、店舗の清潔と衛生が最優先事項です」と述べ、以下のように対応に当たっていることを明かした。
「このたびシドニーにある店の通路にネズミたちが現れたことは深刻な害獣問題であり、我々はすぐにネズミたちの駆除に向けて動きました。」
「招かれざる害獣により、何らかの形で汚染された店内の在庫はすべて処分され、入れ替えられます。」
「管理庫にある医薬品はネズミによる汚染は受けていないと明言できますし、お客様が購入されるいかなる医薬品も全く危険がないことを確実に保証いたします。また少しでもネズミによる汚染の可能性がある在庫は、すぐさま除去し、破棄いたします。」
「害獣駆除の専門家が問題のできる限り早い解決に向けて、すでに従事しております。ネズミによる被害は最近起こった大雨や洪水によって大きな問題となっています。」
都心におけるネズミ被害の増加について、シドニー大学で野生生物生態学の准教授を務めるマシュー・クラウザーさん(Mathew Crowther)は、人口過多とその結果が原因として次のように指摘した。
「単純なことですよ。ネズミは食べ物が好きなのです。」
「彼らは人が思う以上に人間のようですから。」
マシューさんは「人々の需要に伴って飲食店などが拡大するにつれて、ネズミも現れてくる」とも明かしている。
画像は『NEWTOWN AFFIRMATIONS 2022年3月20日付Instagram「underground rat rave at the newtown chemist warehouse last night」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)