イギリスの人気チョコレートブランド「キャドバリー(Cadbury)」は現在、イースターに向けたイベントを開催しており、イギリスのスーパーなどで普通のチョコレートの中に“当たり”のチョコレートを交ぜて販売している。このほど“当たり”を食べた後にキャンペーンの存在を知り、約150万円相当の賞金を逃してしまった学生がその無念の思いをネット上で明かした。『The Mirror』などが伝えている。
キャドバリーは、昨年12月26日から今年4月17日までイースター(復活祭)に向けたキャンペーンを開催している。期間中は「Cadbury Creme Egg」という卵型のチョコレートのうち、146個だけ半分がホワイトチョコレートでコーティングされた特別な卵型チョコとして販売される。この146個が“当たり”のチョコレートで、その賞金は販売地域や販売店によって異なるが、最低50ポンド(約7700円)から最高1万ポンド(約153万円)と太っ腹なキャンペーンとなっている。
18歳以上のイギリス在住者のみが対象で、当たりの卵型チョコを見つけたら一緒に入っている当選チケットに書かれた電話番号に連絡する必要がある。さらに賞金を受け取るためには、証拠として食べていない状態の当たりの卵型チョコを写真に撮ってメールで送らなければならない。
キャンペーンは今も開催中だが3月10日、海外掲示板サイト『Reddit』に留学生としてイギリスに住んでいると明かす学生が自身に起きたこのキャンペーンにまつわる悲しい出来事を報告した。住み慣れた自分の国ではないためテレビやネット上の広告等にあまり目を配っていなかったと明かす学生は、