途中からは顔だけを出してマーティンさんが生徒たちに話しをする姿も写っていた。生徒らが家に帰って親にその写真を見せると、多くの保護者がショックを受けたようで学校には苦情が殺到した。
マーティンさんの写真が生徒の親戚によってTwitterにシェアされると、4000件以上の「いいね」を集めたという。この投稿はすでに削除されているが、「なぜこの姿がワールドブックデーの適切なコスチュームだと誰が思えるのだろう」「これが教師として許される格好だと思ったのかね?」とマーティンさんの行動に嫌悪を示すコメントや、「怖がっていた子もいたし、不快感以上のものがあった子もいましたよ」「私の娘もショックを受けていました」など保護者からの苦情の声も届いていた。
こうした事態を受けウェスト・ロージアン評議会は今月7日、同校で内部調査を行っている旨を公表した。しかしマーティンさんの処分については明かされておらず、現在も学校で生徒たちに授業を行っているのかどうかは分かっていない。学校側はコメントを拒否しているという。
マーティンさんは生徒たちに楽しんでもらおうとユーモアを込めてサプライズを考えたようだが、結果は想像とは180度違うものになってしまった。一方で過去には、奇抜なボディスーツで「人体の構造」を教えた小学校教師のアイデアが話題になったこともある。マーティンさんのケースと紙一重の違いにも感じるが、学びに関することだったことから称賛されていた。
画像は『Metro 2022年3月7日付「Teacher’s morph suit left nothing to the imagination on World Book Day」(Picture: Twitter/Deadline News)(Picture: Facebook/Deadline News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)