海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】タイヤが首にはまったワニ 発見から6年後、ようやく自由の身に(インドネシア)<動画あり>

インドネシアで2016年からオートバイのタイヤが首にはまったまま過ごしていたワニが今月7日、ついにタイヤから解放された。このワニは体長約4メートルと大きな個体だったため捕獲するだけでも危険が伴う作業だったが、地元の動物愛好家が1人で捕まえたという。『Metro』などが伝えている。

事の始まりは2016年、インドネシアのスラウェシ島スラウェシ州パルでオートバイのタイヤを首にはめたワニを地元住民が発見したことだった。それ以降、自然保護活動家らがワニを水辺から誘い出してタイヤを外そうと試みていたが、ワニが体長約4メートルの大きな個体だったためなかなか上手くいかなかった。

当時から約4年が経過した2020年1月には「ワニが成長し続けているためいつか首を絞めてしまうのでは」と心配され、このワニの捕獲に報奨金も用意された。その後は多くの人が挑戦したが、オーストラリアのワニ専門家でさえもこのワニを捕まえることはできなかった。行政も取り組もうとしていたが、他にも30匹以上のワニが生息するこの川で捕獲のための適切な道具を準備することができずにいたという。

誰もが「このワニを救うことは無理」と諦めていたが、このほど地元の動物愛好家であるティリさん(Tili、35)がオリジナルの罠を使って見事にワニを捕獲した。

ティリさんは「1人でワニを捕まえましたよ。他の人に手伝いを頼んだのですが、怖がってしまって手伝ってくれる人はいませんでした」と明かしている。

捕獲に3週間かけたというティリさんは、水辺の近くにある丸太に基本的な罠を仕掛け、生きた鶏やアヒルをエサにしてワニをおびき寄せた。罠にかかったワニをロープで引き上げようとしたが、

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