米コロラド州で先月31日午前9時半過ぎ、ガチョウを追いかけていた飼い犬が凍った池に転落し地元の消防隊が救出にあたった。約2分にわたるハラハラの救出劇は動画に収められTwitterで拡散、消防隊員の勇敢さを称える声が相次いでいる。『The Mirror』などが伝えた。
事故が起きたのはコロラド州センテニアルのビッグ・ドライ・クリーク・トレイル(Big Dry Creek Trail)にある氷が張った池で、ゴールデン・レトリバーの雄“ワトソン(Watson)” がガチョウを追いかけていて転落した。
飼い主の連絡を受け現場に駆けつけたのは「サウス・メトロ消防隊(South Metro Fire Rescue、以下SMFR)」で、動画ではロープを持った隊員のアームストロングさん(Armstrong)が薄い氷の上を歩いていくのが見て取れる。
アームストロングさんは氷の割れ目に近づくと四つ這いになり、そのまま体を滑らせるようにして池に飛び込んでおり、それを見たワトソンは必死に泳いで近づいた。
そしてワトソンがアームストロングさんのいる場所まで到達すると、背後では「ワトソンが喜んでいるぞ」という声が響く。
アームストロングさんはその後、ワトソンの後ろに回りなんとか氷の上に持ち上げようとするも、ワトソンは前足を動かしてもがき出し、なかなか上手くいかない。
岸でこの様子を見ている人たちからは「焦らないでいいよ」「犬のお尻を持って押し上げて!」という激励の声が飛ぶが、