鳥とぶつかって折れたプロペラの羽根が機体の壁を突き破り、反対側の窓ガラスに衝突したものとみられている。
上空を飛ぶ鳥と飛行機が衝突してしまうバードストライクは日本でも発生しており、国土交通省のデータによると2019年に1577件が確認されている。また2009年に飛行機が米ハドソン川に不時着した事故で、その原因はエンジンに鳥を吸い込んでしまったことによるバードストライクだと言われている。
対策としては鳥が嫌がる音や超音波、赤外線、発砲音などを発して追い払うことが挙げられるが、鳥は順応性が高いため危険がないと判断してしまうと次第に効果がなくなるという。
今回のニュースを見た人からは「恐ろしいな」「飛行機に乗る時はいつもこれを想像しちゃうよ」「これだからプロペラの近くの席には座るべきじゃないんだ」「機体に描かれていた鳥のマークに誘われたのかな」「プロペラ近くの機体の壁は強化されているはずなんだけど…」「もし乗客がいたら膝から下が無くなっていただろうね」など驚きや恐怖の声があがっている。
なお飛行中の恐ろしい飛行機トラブルは過去にも発生しており、上空で燃え盛る飛行機のエンジンの様子を捉えた動画は大きな話題を呼んでいた。
画像は『Simple Flying 2022年1月4日付「South Africa Bird Strike Breaks Propeller Shattering Plane Window」(Photo: Airlink)』『The Sun US 2022年1月5日付「WHAT THE FLOCK Plane horror as propeller smashes through WINDOW after hitting bird leaving passengers terrified」(Credit: Twitter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)