より詳しい情報を伝えるため各家族とのコミュニケーションは欠かせないと話すローラさん。11年前に初めて女児を代理出産し、8か月前には別の家族の双子を出産したというローラさんは現在、次の代理出産に向けて準備を進めているそうだ。
「次は卵子提供を受けて父親になりたいと希望している独身男性のお手伝いをしたいと思っています。これまで我が子を含めた9人の赤ちゃんを産んできましたが、10人目を産むために体重を5ストーン(約32キロ)落とし、11ストーン(約70キロ)まで減量しました。太りすぎはリスクになりますからね。」
またローラさんは代理出産にまつわる誤解を解き、今後もできるかぎり誰かの助けになりたいとしてこのように述べている。
「代理出産でたくさんお金がもらえると勘違いしている人がいます。でもイギリスの法律では、交通費や薬、マタニティー衣類などの費用以外で代理母に報酬を支払うことは禁止されてます。『それじゃ何のためにやっているの?』と聞かれることもありますけどね。代理出産はサービスではないので、広告を出すこともできません。」
「代理出産を始めた当初、多くのことを誤解し心配していた家族も今では全面的に協力してくれるようになりました。特に母は一番の理解者です。私はこれからも人々が家族を持つための手助けを続けたいと思っています。しかし妊娠に支障をきたすようになったり、健康上の問題が生じたり、出産がうまくいかなかったりした場合にはそれが区切りになるでしょう。4人の子供たちの母親は私だけですから。」
なおこのニュースについて、世間からは次のようなコメントが寄せられている。
「なんて優しい心の持ち主なんだろう。夢を叶えてくれてありがとう。」
「人のために何かをするのは素晴らしいことだけど、報酬なしで自分の体を酷使するなんてちょっと信じられない。」
「実際にはもっとお金をもらっているんでしょ?」
「これは報酬が支払われるべきなのでは。」
画像は『The Daily Star 2022年1月8日付「Mum, 33, ‘addicted to being surrogate’ wants to have 10th baby for single man」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)