このほど中国から、カラオケ好きの人とって聞き捨てならないようなニュースが届いた。同僚らとカラオケを楽しんでいた男性が、熱唱し過ぎたことにより肺に重篤な損傷を負ってしまったという。『聯合新聞網』『Oddity Central』などが伝えている。
中国・湖南省長沙市で先月、25歳の男性が同僚の誕生日パーティーで思わぬ災難に見舞われた。男性は名前がワン・ヂゥーさん(王哲)と伝えられており、彼は誕生日パーティーが開催されたカラオケバーで中国歌劇舞劇院の女形役者で歌手でもあるリー・ユーガンさん(李玉剛)の曲『新貴妃醉酒』を歌ったそうだ。
この曲は男性と女性パートに分かれており、女性パートはかなりの高音を要する難易度の高い歌だが、ワンさんは誕生日を迎える同僚のために心を込めて熱唱したようだ。ところが女性パートに差しかかった時、ワンさんは急に右胸に痛みを感じて息が苦しくなったため歌を中断したという。
ワンさんの右胸の痛みは我慢できる程度だったことから、その日はそのまま自宅に戻って眠りについたそうだ。しかし翌朝、目が覚めたワンさんは我慢できないほどの胸の痛みに襲われ呼吸するのがやっとの状態で歩くこともままならなかったという。
心配した家族によってワンさんは長沙市中心医院へと連れてこられ、