そこには「ワインが好き（I like wine）」と書かれていたのだ。当時、授業では文章を書く練習をしており、先生は子どもたちに「動物とかホットチョコレートとか好きなものについて書きましょう」と説明していた。その指示にフィンレイ君は、5歳児にしてワインが好きだと書いてしまったのだ。

我が子の生まれて初めての文章がお酒に関することだとは予想外で、カースティさんは絶句してしまったという。それでもしばらくすると笑いが込み上げてきたようで「初めて書いたスペルも完璧な文がこれだなんて、大笑いしてしまいましたよ。フィンレイがどこで覚えて来たのか見当もつきません」と笑って明かした。

帰宅してからカースティさんが「ワインって何のことか知ってる？」とフィンレイ君に聞くと、「知らないよ」と答えたそうだ。「ワインはお酒のことだと伝えると、いたずらっぽく笑っていました」とカースティさんは話しており、フィンレイ君はワインがお酒だとは知らずに文を書いていた。

「親が家でワインを飲んでいるのを見たのでは？」と思うところだが、カースティさんは「私はウォッカを、夫のマーク（Mark）はラム酒をよく飲んでおり、2人ともワインは飲まないんです。それなのにスペルも間違えずに書けたのは、本当に不思議でなりません」と語っている。

今回の出来事により先生たちの間で有名人となってしまったフィンレイ君は、9月に入学した当初は学校に行きたがらなかったそうだ。しかし登校初日を終えて「学校はどうだった？」とカースティさんが尋ねると、「大丈夫だったよ。2人の女の子と結婚したんだ」と答えるフィンレイ君に大爆笑したという。

「私の姉妹がフィンレイの通う学校に勤めているので、いつもこの話題でからかわれていますよ」と話すカースティさんは、フィンレイ君が書いた文の原本を入手し、フィンレイ君が大きくなったら見せるためにどこかへ隠しておくことを決めているそうだ。

ちなみに今年9月には、参観日にママの絵を誇らしそうに見せた息子が「服を描く時間がなかった」という理由で裸の絵を公開し、大恥をかいた母親も話題になっていた。

画像は『The Sun　2021年12月21日付「‘IT’S HILARIOUS’ Mum left in stitches over five-year-old son’s first written sentence – ‘I like wine’」（Credit: Kennedy News）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　iruy）