このほど南アフリカで、野生のライオンがサファリツアー中のジープとロープを引っ張り合って遊んでいる動画が撮影された。撮影者でツアーガイドの男性は「まるで大きな猫がおもちゃで遊んでいるようだった」と語っている。『New York Post』『Daily Mail Online』などが伝えた。
南アフリカ共和国のクルーガー国立公園は、アフリカでも有数の大きさを誇る野生動物の保護区である。その保護区内にある宿泊施設「バオバブ・リッジ(Baobab Ridge)」でツアーガイドをしているジャブラニ・サリンダさん(Jabulani Salinda、49)がライオンの動画を撮影したところ、多くの注目を集めた。
ジャブラニさんは現地時間18日、ツアー用のジープに宿泊客を乗せて保護区を案内していた。保護区の目玉でもあるライオンがなかなか見つけることができずにいたジャブラニさんだったが、ガイド仲間から「ライオンがいる」との情報を受けて教えられた場所へ移動することにした。
ライオンのいる場所に到着すると、他にもツアーのジープがいたためジャブラニさんは邪魔にならないように自分たちのジープを別の場所に移動した。その瞬間、タイヤが地面の深みにはまってしまったのだ。
ジャブラニさんは牽引用のロープをジープから引き出し、他のガイドに応援を頼んだがうまく連絡が取れなかったようだ。仕方なくジャブラニさんはジープの角度をずらしながらアクセルを踏み続けたところ、なんとかその場から抜け出すことができた。
そしてジャブラニさんがロープを引き戻そうとした直前、