クイーン大好き芸人として知られる中川家・剛が、24日に都内・渋谷で開催された『QUEEN50周年展 特別企画 フレディ・マーキュリー没後30年追悼イベント』で雅楽師の東儀秀樹や音楽評論家・東郷かおる子さんとトークセッションした。50歳の剛だが、年長の先輩たちと楽屋で話していると思いもよらないエピソードに度肝を抜かれたという。中川家は数日前に吉本興業の芸人たちとお笑いライブに出演していたため、なおさらジェネレーションギャップを感じたのかもしれない。
東郷かおる子さんは音楽雑誌『ミュージック・ライフ』の編集長だった時にいち早くクイーンの音楽性やファッションを紹介して、日本における人気に火をつけたことで知られる。11月26日放送のラジオ番組『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で剛が『フレディ追悼イベント』を振り返ったところ、その東郷さんが楽屋で1966年に来日したビートルズの武道館公演に行った思い出を話したという。当時、日本武道館でガードマンから「座れ」と注意された東郷さん。「『何よ! バカヤロウ!』って言ったのよ」とその時のことを生々しく描写して「子どもが大人に反発する年代だったのよ~」と話したそうだ。1970年生まれの剛にしてみれば生まれる前のエピソードである。
一方、1959年生まれの東儀秀樹は中学生時代にライブを観に行った時のことを思い出し「2階から落ちちゃったよ」と嬉しそうに笑うのだが、世代が違う剛はその頃のライブのイメージが分からず、内心「むちゃくちゃやな」と呆れたそうだ。その後も東儀と東郷さんは「昔の方がもっとマナーが悪かった」、「だめね今は。ルール、ルールで。ルールばっかり」と若き頃を懐かしむものの、