アメリカに住む1歳の女の子は、生まれた時から聴覚障がいを持つ父親の手話によるコミュニケーションを見てきた。その女の子がお店で「赤ちゃんが泣いている」と手話を使って父親に初めて状況を伝えた様子がSNSに投稿されると、「なんて賢い子なんだ」などのコメントが届き大きな話題を呼んだ。『The Independent』などが伝えている。
アメリカ在住のザックさん(Zack)は聴覚に障がいがあり、言葉を発することができないためアメリカ手話(アメリカン・サイン・ランゲージ、以下ASL)を用いてコミュニケーションを取っている。
妻のコートニー・ロテインさん(Courtney Lotane)と1歳7か月の娘マディソンちゃん(Madison)は耳が聞こえるが、ザックさんとコミュニケーションを取る時は音声言語とASLを同時に使って話しているという。
ザックさんとコートニーさんは、マディソンちゃんとASLを使ってコミュニケーションを取る様子を撮影し、TikTokやInstagramに投稿している。生後間もないながらもASLを使って父親と会話をする可愛らしい姿は話題となり、現在多くのファンがマディソンちゃんの成長をSNS上で見守っているようだ。
コートニーさんの音声言語やザックさんのASLに毎日触れてきたマディソンちゃんは、生後1歳にも満たない頃から音声言語とASLを使い始め、単語単位で返事をしていた。
そんなマディソンちゃんが、このほどASLを使ってザックさんに周囲の状況を説明しようとする初めての行動を見せた。その瞬間はお店での買い物中のことだった。
当時の様子を捉えた映像には、