娘にはすでに話してあるそうだが「学校の人たちには、藤田ニコルの母って立場を利用したくなかった」という理由で公表を控えていたという。しかし前期と後期の変わるこのタイミングで社長に挨拶しなければと思い、光代氏と一緒に食事をする運びとなったそうだ。
つまり光代氏とちゃんと話をしたのはこの日が初めてということになるが、藤田の母は光代氏のことを「みっちゃん」と呼ぶなどすでに親しくなっていたそうで、かなりのコミュニケーション能力の持ち主のよう。太田が入学の理由を尋ねると「テレビ番組はどうやって作ってるのかなって思いまして」と番組制作の裏側を学びたかったと語り、さらにこの学校を選んだ理由を「菅さんの授業を受けてみたくて」と“ガースー”の呼び名で知られる名物プロデューサー・菅賢治氏の名を挙げたことで、明確な動機を持って入学した彼女の姿に太田も「本格的じゃねえか」と思わずツッコんでいた。
そんな藤田の母、今後は授業の一環で漫才を披露する機会があり、元芸人で放送作家の猿橋英之氏からレクチャーを受けているそうだ。学校ではクリエーター育成のための「カルチャーコース」を専攻している藤田の母だが、太田は「M-1とか出たりするのかな」「面白かったらさ、わかんないじゃん」と、とにかく面白いという彼女の活躍に期待していた。娘の藤田ニコルは「恥ずかしい」と漏らしているようだが、太田曰く「70幾つの相方見つけて漫才やる」ことが決まったという藤田の母、これから才能を開花させるかもしれない。
画像2枚目は『藤田ニコルのあしたはにちようび 2021年10月16日Twitter「このあと夜7時~」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)