アレック・ボールドウィン(63)が主演とプロデュースを務める映画『Rust(原題)』の撮影現場で銃器の取り扱いを担当した女性が先月、別の映画撮影のオファーを「断ろうと思っていた」と話していたことが明らかになった。アレックは現地時間21日、この女性が用意した銃を誤射したことからスタッフ2名が死傷するという悲劇に見舞われた。
アレック・ボールドウィンが映画『Rust(原題)』の撮影現場で銃を誤射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンスさん(42)が死亡、映画監督のジョエル・ソウザさん(48)が負傷した。これを受け、サンタフェ裁判所が現地時間22日に公開した調査記録の内容を『AP通信』が伝えた。
記録によると、アレックが使用した銃は映画の武器担当者ハンナ・グティエレス=リードさん(24)が用意したもので、助監督のデイヴ・ホールさんは実弾が装填されていることを知らず、撮影現場にいるアレックに「安全な銃だ」と言って手渡したと記載されている。
ハンナさんは最近、ニコラス・ケイジ主演の西部劇映画『The Old Way(原題)』で初めて武器担当の係長を務めたばかりだった。先月にはポッドキャスト番組『Voices of the West』にゲスト出演しており、