英王室のウィリアム王子(39)が、スキャンダルのために公務から退いたアンドルー王子(61)の復帰を望んでいないことが報じられた。王室情報筋は、ウィリアム王子が叔父であるアンドルー王子をあまり気に入っておらず「家族にとって脅威になる」と見なしていることを明かした。
アンドルー王子は、未成年少女の人身取引の疑いで逮捕され勾留中の2019年8月に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン被告と親交があったことが明るみに出て、被害者の1人で当時17歳だったバージニア・ロバーツ・ジュフリーさんは「3度にわたり王子から性交を強要された」と主張していた。王子は「まったく記憶にない」と完全否定するも、同年11月には当面の間は公務から退くことを発表した。
今年1月にはアンドルー王子の兄チャールズ皇太子(72)と姉アン王女(71)、弟エドワード王子(57)が会議を開き、アンドルー王子を公務に復帰させるべきではないとの決断を下したことを『The Sun』の情報筋が明かしていた。
そして8月にはバージニアさんがアンドルー王子からの過去の性的虐待に対し、民事訴訟を起こしたばかりだった。こういったことに直面しながらもアンドルー王子は将来的に公務へ復帰したいと考えており、エリザベス女王からは個人的な支援を受けていると報じられていたが、王位を継承するチャールズ皇太子とウィリアム王子はそのことを望んでいないという。
英紙『The Sunday Times』は現地時間10日、王室情報筋が「アンドルー王子が公務に戻ることはあり得ません。家族がそれを許さないでしょう」と明かしたことを伝えている。
また別の人物によると、