飲酒運転がいかに悪質で危険な行為であるか散々報じられているにもかかわらず、逮捕者はあとを絶たない。このほどイギリスで逮捕された女は、大富豪の両親のもとで暮らし地元では有名な人物だった。免許停止処分を受けた彼女は、あろうことか「公共交通機関しか使えないのは困る」と減免を申し出たという。『The Sun』『The Mirror』などが伝えた。
英チェシャー州プレストベリーに住むケイ・ホルクロフト(Kay Holcroft、24)は8月15日深夜、帰宅するため車を運転していたところ警察官に呼び止められた。そして呼気検査を受けた結果、アルコール制限値を21ポイント超過していた。彼女は飲酒運転したことを認め、15か月間の運転資格を失った。
しかし大富豪の娘でソーシャライトとして有名なケイは「通勤に公共交通機関を利用しなければならなくなるため、運転を禁止されると大きな影響がある」と主張し、ストックポート治安判事裁判所に減免を求めたのだ。
検察官のガレス・ヒューズ氏(Gareth Hughes)は、聴聞会で次のように述べた。
「8月15日、プレストベリー地区でパトロールをしていた警察官が危険な運転をしているBMWを目撃し、パブの前でその車を止めました。警察官によると、彼女はアルコールの匂いがして目も充血していたそうです。そして1時間前に友人と飲酒していたことを認め、呼気検査を受けました。その結果、100ミリリットルの呼気中に56マイクログラムのアルコールを検出しました。35マイクログラムの制限値に対して、21ポイント超過していたのです。」
一方で弁護人のサム・フィクスター氏(Sam Fixter)は、