世界中で頻繁に発生している飲酒運転だが、大事故となるケースも少なくない。このほどアメリカで、飲酒運転をしていた女が「飲酒運転を見つけた」と警察に通報し、その本人が御用となった。『New York Post』『KSL.com』などが伝えている。
先月16日、米ユタ州デイビス郡ウッズ・クロスで「飲酒運転をしている者がいる」と緊急番号911に女性から通報があった。女性は同州セントジョージ在住のブレアンナ・ダウン・ヘルナンデス(Breanna Dawn Hernandez、32)で、後に通報した警察によって自身が飲酒運転で逮捕されてしまったのだ。
通信指令係は当時、通報してきたブレアンナの様子がおかしいことに気付いた。彼女は電話口で、げっぷをしながら絶えず笑っていたという。警察の供述書には、ブレアンナについて「自分をコントロールできないほど笑い続けていた」とあった。
そして通信指令係は彼女に飲酒運転をしている車のナンバーを教えるように促したところ、伝えてきたナンバーがブレアンナの車のものだった。そしてブレアンナの所在を突き止めたウッズ・クロス警察の警察官が現場に向かうこととなった。
ブレアンナは警察車両に気付くと車を出て逃走しようとしたが、すぐに警察官に追いつかれ身柄を拘束された。酔っていたせいもありブレアンナは始終暴れていたため、