「自分で掃除をしない」「ずっと散らかったまま」―我が子が部屋の片付けをしないことに頭を悩ませる親は多い。オーストラリア在住のある母親はネズミの糞に見せかけた黒米を息子の部屋に撒き散らし、掃除をするように促したという。このアイデアをFacebookでシェアしたところ「面白い」「素晴らしい」と話題になっている。『The Sun』『The Mirror』などが伝えた。
豪メルボルンに住むスー・イネスさん(Sue Inness、51)は、何週間も部屋の掃除をしない息子ラクランさん(Lachlan、22)に手を焼いていた。
そこでスーさんは、散らかった部屋に黒米を撒いてネズミが糞をしたかのように見せかける作戦を教えてもらい試したところ、抜群の効果があったという。
スーさんはこのように明かしている。
「息子には何度も部屋を片付けるように言ったわ。でも一向に片付ける気配がなかったんです。最初のうちはドアを閉めて部屋の中が見えないようにしていたけど、もう限界で。このことを姉に相談すると『ベンおじさんの助けが必要』と言われ、最初は何のことかわからなかったけど『彼の部屋に少しずつワイルドライスを撒くのよ』と教えてもらいました。それで私はネズミの糞に見えるような黒米を撒くことにしました。」
“ベンおじさん”とは、米国大手食品メーカーから発売されている「ベンズ・オリジナル」として有名な米製品であり、この商品のワイルドライスを使用するというものだ。
そして作戦を決行した3日後、