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writer : flynn

【海外発!Breaking News】1トンのシロサイ、顔の異常な腫れでCTスキャン検査受ける(南ア)

オズをプレトリア大学の施設である「Onderstepoort Veterinary AcademicHospital」に輸送することを決定した。

「Care for Wild」がSNSに公開した写真では、1トンにもなろうかというオズが麻酔をかけられた状態で手足を縛られて仰向けになり、CTスキャン検査の様子が映っている。巨大なサイをどのようにしてベッドに持ち上げたのかなどは不明だが、この大掛かりなCTスキャンの結果、歯根膿瘍であることが分かった。原因や膿瘍のある部位が分かったため、獣医たちはすぐに治療を行ったという。治療後のオズは再び「Care for Wild」の施設に戻り、今では問題なく食事ができるようになったそうだ。

シロサイに麻酔をかけるスタッフたち(画像は『Care For Wild Rhino Sanctuary 2021年10月21日付Instagram「FIRST EVER CT SCAN ON A LIVE ADULT RHINO IN SOUTH AFRICA!」』のスクリーンショット)

ニゥボウトさんは「今回の共同プロジェクトで行った南アフリカ初の生きたサイのCTスキャン検査は、今後のサイのヘルスケアやリハビリテーションなどにおける画期的な出来事となりました。今回の経験、情報、知識は、サイを絶滅から救うための闘いにおいて驚異的な進歩です」と述べた。そして集まったスペシャリストチームの情熱に感謝を表している。

画像は『Care for Wild Rhino Sanctuary 2021年10月21日付Facebook「FIRST EVER CT SCAN ON A LIVE ADULT RHINO IN SOUTH AFRICA!」』『Care For Wild Rhino Sanctuary 2021年10月21日付Instagram「FIRST EVER CT SCAN ON A LIVE ADULT RHINO IN SOUTH AFRICA!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

施設と病院間を移動するシロサイ(画像は『Care For Wild Rhino Sanctuary 2021年10月21日付Instagram「FIRST EVER CT SCAN ON A LIVE ADULT RHINO IN SOUTH AFRICA!」』のスクリーンショット)

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