エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】若槻千夏がずっと背中を追いかけたベッキー 15年ぶりの共演から“普通の友達”になるまで

ベッキーはゴールデンタイムの人気番組に何本ものレギュラーを抱えていた。2008年には14社のCMに起用され芸能人の首位に立つなど、タレントとして黄金期を迎えることとなる。以降2016年1月にミュージシャンとの不倫スキャンダルが週刊誌に報じられるまで、彼女は常に年間CM起用ランキングで上位の位置をキープしていたのだ。

“いつも前向きでポジティブ”だったベッキーと同世代のタレントとして「未来の話をしたい」と、若槻はラジオ番組での共演を楽しみにしていた。結婚、出産を経て30代後半となった今、仕事とどのように向き合っているのかなど、聞きたいことがたくさんあったのだ。だが15年ぶりに共演をしたベッキーは、昔の彼女ではなかった。「(やりたい仕事が)ないっていうか、思ったってしょうがないから。MCを中心にやっていきたいと思ったって、来なかったら落ち込むだけだから」、「将来の仕事も、別にバラエティでこうやりたいとか、女優業もこんな感じでとか全然考えていなくて。来たものを受けます、みたいな」と頑張りすぎないようにしていると語っていた。そんな彼女に若槻は「嘘でしょ? ショックですよ。私、それは。15年前のギラギラベッキーは、どこへ行ったんですか?」と驚きを隠せないようであった。

これからは普通の友達に(画像は『若槻千夏 2021年9月19日付Instagram「ベッキーさんとうちのブランドとのコラボ!」』のスクリーンショット)

9月19日の『若槻千夏 wakatsukichinatsu Instagram』によると、3月のラジオ番組で共演し「うまく言えないけど、ベッキーさんはもっともっと表現する人だ!」と勝手に思ったという若槻は、すぐさま動き出す。4月にベッキーのマネージャーに熱意を伝えて交渉、5月にベッキーからデザインを受け取り、6月にはサンプルを持ってベッキーの家を訪問。8月にはモデル撮影、9月に販売と怒濤の6か月間だったのだ。「ずっとこの方の背中を見て、10代20代仕事をしてきた私が」「30代になってベッキーさんの背中を、図々しくも少しでも押せる人間になれた気もして」とベッキーは今も若槻の中で特別な存在なのだ。そしてこれからはビジネスではなく「普通に友達として【ベッキーの心のとびら】開いていきたいと思います」と、若槻が当時愛読したベッキーのメッセージ・フォトブック『ベッキーの心のとびら』(2009年出版)に引っ掛け、彼女と友情を育んでいきたいと述べている。

画像2、3枚目は『若槻千夏 2021年9月19日付Instagram「ベッキーさんとうちのブランドとのコラボ!」』『TOKYO SPEAKEASY 2021年3月2日付Twitter「『TOKYO SPEAKEASY』(毎週月~木25:00~26:00」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

今年3月のラジオで15年ぶりに共演した若槻千夏とベッキー(画像は『TOKYO SPEAKEASY 2021年3月2日付Twitter「『TOKYO SPEAKEASY』(毎週月~木25:00~26:00」』のスクリーンショット)

1 2