2015年から毎年開催されている野生動物コメディ写真コンテストの最終候補作品が公開された。ヘビの笑い顔や子カワウソの絶望顔など素晴らしいタイミングで撮影された写真の数々は、今年も多くの人を笑顔にしているようだ。『Metro』などが伝えている。
このコンテスト『The Comedy Wildlife Photo Awards』は、過去1年間で撮影された最もユニークな野生動物の写真で優勝を競うものだ。2015年にユーモアを通じて野生動物の保護を促進していきたいと考えた2人の野生動物写真家によってスタートし、毎年開催されるコンテストとなった。
共同設立者の1人であるポール・ジョインソン=ヒックスさん(Paul Joynson-Hicks)は「今年は世界中から7000枚を超える応募があり、その数と質の高さに圧倒されています」と驚いている。
現在はイギリスや南アフリカ、ドイツ、インドなどから届いた7000枚を超える応募の中から、42枚の最終候補まで絞り込んだという。最終候補作品の一部を紹介しよう。
まずはトップ画像のアザラシ。『ミスター・クスクス(Mr. Giggles)』というタイトルの作品は、撮影者のマルティーナ・ノボトナさん(Martina Novotna)が何時間も岩場に寝そべってようやく捉えたアザラシの子どもの表情だ。人間の子にそっくりな表情が評価を得た。
続いて大きな口を開けて笑うヘビを捉えた『笑うヘビ(Laughing Snake)』。インド西ガーツ山脈でよく見られるツルヘビ(vine snake)という種類で、近づくと写真のように大きく口を開けて威嚇する。撮影者のアディティヤ・クシルサガーさん(Aditya Kshirsagar)は「美しく無害なこのヘビを恐れることはありません。このヘビを見つけて嬉しくて笑顔になりましたが、彼も私に微笑み返してくれたようです」とコメントしている。
次は『忍者プレーリードッグ!(Ninja Prairie Dog!)』。これはハクトウワシが、