イタリアの家電ブランド「デロンギ(De’Longhi)」のグローバル・アンバサダーに起用されたばかりの米俳優ブラッド・ピット(57)が、自身のファッションスタイルについて語った。現在57歳となったブラッドは「年を重ねるごとに気難しくなる」と言い、「より快適さを求めるようになる」など以前とは好みが変化してきたことを明かした。
1990年代のスタイルアイコンとして知られるブラッド・ピットは、ハンサムなルックスに多くの美女達との交際歴、ハリウッドの第一線で活躍など欲しいものすべてを手に入れたように見える。多くの女性にとって夢のような存在であり、多くの男性は彼のようになりたいと憧れていた。
米版『Esquire』が現地時間2日に掲載した電話インタビューでは、現在57歳になったブラッドが年齢を重ねるにつれて自身のファッションセンスがどう変化したかについて語った。
「もし僕にスタイルがあるとすれば、それはノースタイルだ。ユニフォームとは一味違う、モノクロームが好きだ。シンプルなものが良いね。縫い目のディテールや手触りが好きなんだ。」
シンプルなデザインに加え、ファッションには主に快適さを求めるようになってきているという。
「『ライカ(Leica)』のカメラの感触や時計の着け心地が好きなんだ。これ見よがしなのは好きじゃないけど、近くだと気付くと思う。裏地の触感がとても良い。僕にとってはこういったディテールこそが大切なんだ。流行を追うのは疲れる。僕は広告看板が嫌いでね。広告看板に自分が使われるのは嫌なんだ。」
「年を取るとより気難しくなるし、快適さがもっと必要になる。それは単純なことだと思う。強いていえば、快適さが決め手になるということだね。」
そう語るブラッドは、