6月に肺がんを公表し手術を受けた女優・広田レオナが、母親についての思い出をブログに綴っている。「母親を反面教師にして育ってきた」という彼女は、幼い頃から大変苦労してきたようだ。
7月31日に更新した広田レオナオフィシャルブログは、「昨日は父の一周忌でした」から始まる。亡くなった父親はラテン歌手のジョージ広田さんで、札幌でミュージックパブを経営し女性からの人気が高かったそうだ。広田は4歳の頃からクラシックバレエを始め、札幌市内の高校在学中に15歳でベルギー王立芸術学院に合格しバレエ留学をしている。だが18歳の時、振付の最中におきた事故により腰を壊してプリマを断念せざるを得なくなり帰国。その後、19歳の時に映画『だいじょうぶマイ・フレンド』のオーディションに合格し、1983年に女優デビューを果たしている。
母親は愛する夫(広田の父親)の世話に夢中だったため、広田や妹を乳母に預けっ放しにしていたという。たまに乳母が不在な時「お腹が空いた」と母親に訴えると、「うるさい! ノリチカさんの事で頭いっぱいなの!」と怒鳴られ、寒い屋外に何時間も出されたそうだ。広田によると「今だとかなり危ないエピソードは数知れず」ということだ。それほど愛していた夫が病のため弱ってくると母親は世話をするのを嫌がったといい、