アンジェリーナ・ジョリー(46)が自身の公式Instagramを開設し、アフガニスタンに住む少女から届いた悲痛な手紙を公開した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使を務めるアンジェリーナは「基本的人権のために闘う世界中の人々のストーリーや声を共有するために」Instagramに参加したと説明しており、すでに680万人超のフォロワーを獲得している。
アンジェリーナ・ジョリーは2001年から2012年までUNHCR親善大使を務めた後、現在はUNHCR特使として紛争国の女性達や子供達を支援するため精力的に活動している。
そんなアンジェリーナが現地時間20日に公開したのは、タリバンの支配下にあるアフガニスタンに住む10代の少女から送られた手書きのレターだ。
アフガニスタンではアメリカとの20年に及ぶ紛争の末、米軍隊が撤退する2週間前にタリバンが国を支配した。少女の年齢や名前にモザイクがかけられた手紙にはタリバンの支配以来、人々の権利と自由が奪われたという内容が切々と綴られている。
少女は、タリバンの支配下にあるため学校に行くことが困難であると説明し「私達はみんな自由を失い、再び投獄されています」と明かした。
また「私達はみんな権利を持っていて、自分の権利を自由に守ることができました。でも彼ら(タリバン)が来るとみんなが怯えてしまい、全ての夢がなくなってしまったと思ったのです」と悲痛を伝えた。
手紙を紹介したアンジェリーナは「アフガニスタンの人々はソーシャルメディアでコミュニケーションしたり、表現の自由を奪われている。そこで私は、彼らのストーリーや基本的人権のために闘っている世界中の人々の声を伝えるためにインスタグラムを開設しました」と説明し、