このメモの画像を自身のFacebookに投稿した。
小説だけでなく、思わず現実のドラマにも出くわしてしまったディーンさんは「これを見つけたときの私の驚きを想像してみてください。正直なところ最初は何かおかしいと思いました。これは本の宣伝だろうって。しかしSNSで話題になると著者本人からもコメントがあり、演出ではないことが分かりました」と振り返った。
その後、この小説の著者ジョン・オファレル氏(John O’Farrell)は自身のTwitterで『The Mirror』の記事を引用し、このようにコメントしている。
「サラは『彼がこれを読んで恥を知るべきだ』と思いメモを挟んだ本をクリスに渡したのでしょうが、クリスは本を開くこともせずチャリティショップへ向かったのでしょう。小説の中の二重生活は『幼い子供を持つ父親は、赤ちゃんが生まれると急に仕事が忙しくなる』ということを揶揄した話でした。それを文字通り誰かがやっていたようですね。」
なおディーンさんの投稿には、
「行け! サラ! そこから離れるんだ」
「かわいそうなサラ、その後どうなったんだろう?」
「これは映画の始まりのようだ。私はずっとサラを応援しています」
「彼女の復讐がそれだけで終わらないことを願っています」
といったサラさんを心配するコメントが多数見受けられた。
画像は『Metro 2021年8月20日付「Woman exposes cheating husband in note found in charity shop book」』『John O’Farrell 2021年8月19日付Twitter「After @Deanoyork bought an old copy of my novel The Best A Man Can Get」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)