母親と義父らに虐待を受けた兄妹は暴行の様子を絵に描き、文で綴った。それらは先月末にSNSに投稿されて拡散し、怒りの声があがっている。『Daily Sabah』などが伝えた。
トルコ南西部アンタルヤ県エルマルで昨年5月、警察にG.S.と名乗る女性がやってきて「2019年に2人の孫が、実母と義父らに性的暴行や虐待を受けたようだ」と訴えた。
『7NEWS』によると女性は子供たちの実父の母にあたり、孫のI.E.G.君(10)とG.E.G.ちゃん(7)から話を聞き、警察に出向いたという。
当時、実母メルヴェ・アクマン(Merve Akman)はラフミ(Rahmi)と再婚しており、2人の子供は実父とは一緒に暮らしていなかった。
警察はすぐに調査を開始し、検察官と精神科医が子供たちに話を聞いたところ、兄妹は虐待の様子をレポート用紙に綴ったほか、詳細を絵に描いたという。
『Duvar English』によると、メルヴェは子供たちをラフミの男友達に虐待させる代わりに金銭を受け取り、自分はその様子を眺めていたそうだ。また叔母が止めようとしたがメルヴェは聞く耳を持たず、ラフミ自身も男友達ら3人と性的虐待に及んだという。またメルヴェが麺棒や携帯の充電器で2人を殴りつけていたことも明らかになった。
7歳のG.E.G.ちゃんが描いたとされるスティックマン(棒人間)の絵には、4人がベッドの上に寝ていたり、殴られそうになり顔を手で覆っている姿、