怒り心頭に発した建築家が自らその家を破壊してしまったのだ。
破壊前の家を捉えた写真には、すでに2階部分が完成し、内装は分からないが外装の工事は終わっているように見える。そして破壊されてしまった家は、2階部分の部屋の壁や屋根が崩壊しており、瓦礫が家の前に山積みにされ無残な姿になっていた。
建築家が機械を使用して家を破壊する姿を目撃した近隣住民は「壊す前に足場が外されたので、家が完成して住人が引っ越してくるのかと思っていました。家が壊される様子を見ていて、本当に信じられませんでしたよ」と話しており、驚いたという。
この惨状を見たジェイさんは「これは悪夢でしかないですよ。私たちは国内で最悪の建築家を選んでしまったようです」と頭を抱えた。すぐに警察に相談したが、「この件は刑事事件ではなく民事上の問題にあたるので、対応することはできない」と言われてしまったそうだ。
今回の建築家の横暴な行為には、瓦礫の一部が道路にはみ出てしまっていることや、崩壊したままの家が街並みにそぐわないことに近隣住民も腹を立てているという。
警察に相談先についてアドバイスをもらったというジェイさんは、これから必要な手順を踏んで対応にあたると明かしている。
画像は『The Sun 2021年6月8日付「YOB THE BUILDER Builder leaves family-of-six’s £540,000 house in ruins with no roof after row with owner over pay」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)