ニュージーランド在住の45歳女性は今から8か月前、新型コロナウイルスの診断のため「鼻咽頭ぬぐい検査」を受けた。その後、酷い痛みに襲われるようになった女性が救急外来で検査を受けると、右鼻腔の奥に異物があることが判明したのだが…。異物の正体を知った女性は耳を疑ったという。『Stuff.co.nz』『The Sun』などが伝えている。
ニュージーランド南東クライストチャーチ郊外アディントンに住むメアリー・マッカーシーさん(Mary McCarthy、45)は昨年10月、新型コロナウイルスの感染を調べるために鼻の奥に細い綿棒を入れて粘膜をこする「鼻咽頭ぬぐい検査」を受けた。しかしそれ以降、今までに経験したことがないような痛みと大量の鼻水に悩まされるようになり、複数の一般開業医を訪ねて診断を仰いだ。
メアリーさんは「どの医師も『慢性副鼻腔炎』というばかりで症状は一向に改善されず、それなら専門家に診てもらおうと耳鼻咽喉科に予約を入れたのですが、8月まで空きがありませんでした。そして今月23日、痛みに耐えられなくなった私は、仕事が終わってからクライストチャーチ病院の救急外来に足を運んだのです」と語ると、このように続けた。
「医師にこれまでの経緯を説明すると、『鼻の奥に何か物を入れたことはありますか?』と聞いてきました。私はありえないことだと笑いながら『そういえば8歳の時に、ティドリーウィンクスの“ウィンク”を突っ込んだことがあるわ』と話をしました。」
ティドリーウィンクス(Tiddlywinks)とは“ウィンク”と呼ばれる小さなプラスチック製の円盤を“スクイジャー”というより大きな円盤で飛ばし、小さな入れ物(ポット)の中に入れるというイギリスの伝統的なゲームである。
メアリーさんは幼い頃、きょうだい7人と一緒にこのティドリーウィンクスでよく遊んでおり、