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writer : sekihara

【海外発!Breaking News】「切るのが怖い!」リアルすぎるケーキを作る3人のアーティスト<動画あり>

パーティーや記念日、お祝い事を華やかに盛り上げるデコレーションケーキ。オリジナルのデザインで凝ったものが作られることもあるが、もしそれがリアルな人間の頭部や腕だったら、あなたはためらわずにナイフを入れることができるだろうか。そんなリアルすぎるケーキを作る3人のアーティストを紹介しよう。

米テキサス州のケーキ・アーティスト、ナタリー・サイドサーフさん(Natalie Sideserf、36)が作り出すケーキは、野菜や果物、人物やキャラクターまで実にリアルだ。オハイオ州立大学でアートを専攻して絵画を学んだナタリーさんは、友人から牛の頭蓋骨のケーキを依頼されてリアルなケーキに興味を持ったという。地元のパン屋で2年ほど働いてビジネスを学び、2012年に独立すると「サイドサーフ・ケーキ・スタジオ(Sideserf Cake Studio)」をオープンさせた。そこでケーキを販売しながら、ケーキ教室の講師もしている。

見るからに美味しそうなナス(画像は『Natalie Sideserf 2020年3月25日付Instagram「I have so many realistic food cakes on my YouTube channel」』のスクリーンショット)

どのケーキも実にリアルで、ナスのケーキでは外側についた雫が瑞々しさを感じさせ、レモンでは少しボコボコとした質感を見事に表現、玉ねぎでは薄く茶色い外皮がハラリと落ちる様子までも再現している。カキ(牡蠣)のケーキも見るからにとろりと柔らかそうで驚くばかりだ。これらに次々とナイフを入れる動画を自身のインスタグラムに公開しているが、人物や動物のケーキではリアルすぎてナイフが入るとギョッとするほど。有名人では映画『ダイ・ハード』シリーズでのブルース・ウィリス、K-POPグループ「BTS」のJIMIN(ジミン)らを手がけているが、ナタリーさんが自身の頭部を模したケーキには、「リアルすぎてナイフを入れるのが恐い」「自分の顔のケーキを食べるのは勇気がいるね」「これは芸術作品だね」などのコメントが寄せられた。

自身を模したセルフィーケーキとナタリーさん(画像は『Natalie Sideserf 2021年1月18日付Instagram「before and after I applied edible makeup to my #selfiecake」』のスクリーンショット)

「私はケーキ屋であるまえに、アーティスト」と言うナタリーさんは、「私が作るケーキは間違いなく芸術作品よ。でも粘土と違って、美味しく食べることができるの。だから楽しさも格別よ」「ケーキというのはいつも人生の節目やお祝いの席にあるでしょう。完成したケーキを見て、『今日は私の息子の卒業式なの』とか『楽しみにしていたの』と言って涙を流す人もいるの。自分の作ったケーキがあんなふうに喜んでもらえるなんて、ビジネスを始めた頃は考えもしなかったから…。そんな時はこの仕事をしていて良かったって心から思うのよ」とやりがいを語っている。

まるで本物のようなカキのケーキ(画像は『Natalie Sideserf 2020年7月16日付Instagram「Have you seen this video I posted on Twitter of my cakes?」』のスクリーンショット)

続いて、イギリスを拠点にリアルすぎるケーキを手がけている「ベイク・キング」ことケーキ・アーティストのベン・カレンさん(Ben Cullen)の話題だ。人物や野菜、蛇や虫、臓器や食器洗い用のスポンジまで幅広くケーキでそっくりに作るベンさんだが、

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