オーストリアの日焼けサロンで今月下旬、50歳の女性が死亡しているのが発見された。女性は日焼け用ベッドに2時間以上も入ったまま息絶えており、サロンの管理体制を問う声もあがっている。『Kronen Zeitung』などが伝えた。
オーストリアのブルゲンラント州ドイチュ・カルテンブルンにある日焼けサロンで今月23日、同州ギュッシングに住む50歳の女性Aさんが遺体で発見された。
その日に予約していた次の女性客が、時間になっても日焼け用ベッドが“使用中”になっており、ベッドをこじ開けたことがきっかけだった。
女性客は「中に人がいないかどうか呼びかけてみても何の反応もなく、ベッドの中からは物音一つ聞こえませんでした。そこでコインを使ってベッドを開けたところ、女性を発見したのです。私は大声でスタッフを呼びました」と語っており、その後は救急隊が駆けつけたものの為す術がなかったようだ。
なおAさんは、午後2時半に日焼け用ベッドに入ったことが分かっており、4時45分に女性客によって発見されるまでスタッフが異常に気付くことはなかった。警察はAさんの死因を明らかにしていないが、事件性はないものとみており、ベッドにも不具合はなかったという。
しかしながらこのニュースには、