アメリカで仕留められた巨大なワニは、その肉をソーセージなどに利用するため解体された。その際に胃袋を開けてみると、中から犬の首輪に付けるタグが5つも出てきた。そのうちの1つが24年間行方不明となっていた飼い犬のタグであると判明し、このワニに食べられてしまった可能性が高いという。『Live 5 News』などが伝えている。
米サウスカロライナ州ローカントリーの私有地で今月8日、1頭の大きなワニが捕獲された。体長12フィート(約3.6メートル)、体重445ポンド(約201キロ)というビッグサイズで、このワニが生息していた場所の地主の要請を受け、ハンターのネッド・マクニーリーさん(Ned McNeely)が仕留めた。
ネッドさんはこのワニを、剥製の製作を行う専門店「コードレイズ(Cordray’s)」に持ち込んだ。同店は精肉店としても稼働しており、この巨大なワニを剥製にはせず解体することにした。
「普段は胃袋の中は確認しないですよ」と明かす同店オーナーのクラウディア・コードレイさん(Claudia Cordray)は、10~15年のキャリアの中で最も大きいというワニの胃袋の中に興味を持ったようで、解体作業中に胃袋を開いてみたという。
するとその中からは銃弾の一部やエンジンの点火プラグ、複数のカメの甲羅、ボブキャットの爪などが出てきた。
これだけでも興味深いがさらに解体を進めると、